内装解体工事の手順・流れを紹介

はじめて内装解体を業者に依頼するという人は、どのような手順で内装解体の工事が進むのか気になると思います。

このページでは、どのような流れで内装解体の工事が進むのか手順をご紹介します。

これから内装解体を依頼するという人は、参考にしてみてください。

解体工事の案内書面を提出する

解体工事の前に、まずは案内書面を提出します。

いつ、誰が、どのような作業をしに建物に入るのかという内容を記載した案内書を提出しましょう。

マンションの場合は管理室へ、テナントの場合は管理会社へ提出することになります。

案内書面には次の内容を記載しましょう。

  • 期間
  • 作業内容
  • 施工会社
  • 責任者
  • 連絡先

ライフラインを切断する

案内書面を提出したら、ライフラインを切断します。

電気設備・分電盤・ガス管・給排水設備・空調設備・防災設備といったライフラインを切断します。

上記のそれぞれの配線や配管は、建物の天井・床・壁の中を通っているため、内装解体工事に大きく影響するのです。

重要な工程であるため、どこでどのように切断して処理するのか、確認しましょう。

搬出経路を養生する

ライフラインを切断したら、搬出経路を養生します。

解体工事で出た廃材などを搬出する経路を保護するために養生します。

テナントや商業施設、マンションなどには共同で使用する場所があります。

共同で使用しているエレベーターやトイレなどの共用施設や、階段、通路などです。

工事中もこのような場所は多くの人が使用することになるため、解体工事で傷がついたり汚れたりしないようにしっかり養生して保護します。

撤去する

搬出経路を養生したら、いよいよ設備や内装材を撤去します。

まずはトイレ、お風呂、キッチンなどの設備を撤去します。

続いて、壁・天井・床などの内装材も撤去します。

それぞれに下地材があるため、下地材まで撤去するのか、下地材は残すのか確認しましょう。

清掃する

設備や内装材を撤去したら、最後にホコリや汚れを清掃してきれいにします。

室内だけでなく、廃材の積み込み場所や道路も汚れていることがあるため、汚れが残らないようにきれいに清掃したら完了です。

まとめ

このページでは、内装解体工事の手順をご紹介しました。

解体工事の案内書面を提出するところから始まり、清掃まで終わったら、内装解体工事は完了です。

これから内装解体を依頼するという人は、このページでご紹介した手順を役立てていただければと思います。

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